佐々木淳

当事者が表現者である、という強さ

2018年5月9日

「がん患者はガン以外で苦しめられるという事実をがん患者になって知った。
闘病なんて言葉があるけど、これはがん細胞と闘うだけじゃない。
味方であってほしいはずの友人や親族、足並みを揃えるべき家族や医療従事者とすら場合によっては闘わなくてはいけないのだ。」

今年の在宅医学会で、はじめて幡野さんに出会った。
ブログの発信を通じて幡野さんのことは存じ上げていた。

村上先生や西村先生の発信、マギーズのコンセプト、いろんなところで、当事者でなければ知り得ない苦悩が存在することを知った。自分たちに必要なのは、それが存在することを理解し、受け入れ、その前提でよりよい支援ができるよう努力する謙虚さなのだと思う。

幡野さんは表現者としての能力が非常に優れているのか、一つ一つのフレーズにストレートな力を感じる。添えられた写真たちも凛として美しい。そして、自分自身の医療者としてのあり方を改めて考えさせられる。


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