「新型コロナウイルスはヒトの皮膚上で9時間生存する」京都府立医科大の研究チームが発表

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日本の研究チームが「新型コロナウイルスは皮膚上で最長9時間以上生存する」という研究成果を論文で発表した。ただアルコールで15秒以上除菌すれば不活化できることも証明しており、改めて適時の消毒の大切さが明らかになっている。

新型コロナの「生存力」はインフルエンザの5倍強

この研究成果を発表したのは京都府立医科大学 消化器内科の廣瀬亮平助教を中心とする研究チームで、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)とA型インフルエンザウイルスの皮膚上での生存力を比較調査したもの。法医解剖を受けた遺体から採取した皮膚を使っうことで、安全性を担保したかたちでの試験が可能となったという。

試験の結果、インフルエンザウイルスの生存時間が最長で2時間弱だったのに対し、新型コロナウイルスは最長9時間以上生存したことが明らかになった。インフルエンザウイルスに比して5倍以上皮膚にとどまる可能性を示したことになり、感染力の強さを傍証する結果となった。

また、廣瀬助教らは同じ論文で、濃度80%のエタノールを用い消毒すれば15秒で完全に不活化できることも実験データで示しており、適切な手指消毒が改めて重要だとしている。論文は学術誌「Clinical Infectious Diseases」に10月3日付で掲載されている。

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