佐々木淳

まちをつなぐもの

2019年3月25日
[一般社団法人Get in touchを主催される東ちづるさん、日本エンドオブライフ・ケア協会の小澤竹俊先生、在宅医療カレッジの町学長、南日本ヘルスリサーチラボの森田先生]

 

 

在宅医療は僕にとっていつもの現場。
だけど、様々な場面で、つい流れ出る涙を抑えることができませんでした。

ドキュメンタリーのようにリアリティのある印象的なシーンの数々。人生の最終段階の人々の心の揺らぎが、素晴らしい脚本、そして素晴らしいキャストたちによって描かれていきます。

そして、たとえ治らない病気や障害になっても、たとえ死が近づいてきても、人は最期まで「生きる」ことができるのだということ、そしてそれを支える頼れる仲間たち=「ピア」が地域で活躍しているのだ、ということを教えてくれます。

この作品は、一人の若き「エリート医師」から、人の痛みのわかる「本物の医師」への成長物語です。
僕はエリート医師ではありませんでしたが、急性期医療から在宅医療の世界に身を投じました。そして在宅で患者さんや多職種にいろいろなことを教えてもらいながら、少しずつ進んできた、そんな自分自身のこれまでの歩みをそのまま観ているような気がしました。

「能力のない医者ほど偉そうにしたがる」
僕も言われたことのあるセリフです(汗)

この映画では、同時にすべての登場人物が、人々の出会いと別れを通じて成長していきます。
結局、一番大切なのは人と人とのつながり、支え合い。そんなことを改めて教えてもらったような気がします。

すべての医療関係者、在宅ケア関係者、そしていつか必ず「患者」や「ケアラー」になるすべての人に、ぜひとも観ていただきたい作品です。

在宅ケア業界の有名人もエキストラとしてチラチラ出現しており、「ウォーリーを探せ」的な楽しみ方もできるかもしれません。

今回、「観そこねたー!」と思ってしまった方は、4月7日(日曜日)、御茶ノ水にどうぞ。
在宅医療カレッジにて【特別先行試写会+加藤忠相 x 高瀬比左子 x 佐々木淳 x スーパーゲスト!?によるスペシャル対談】を開催予定です。


You Might Also Like

No Comments

Leave a Reply