しあわせになる方法、あります

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横浜・戸塚公会堂で、在宅医療普及啓発講演会。一般市民の方々向けにお話をさせていただきました。

お集まりいただいた元気な高齢者の方々にこっそりお伝えしたのは、医療保険や介護保険にできるだけ依存せず、そして、できるだけ長く、幸せに元気に過ごす方法。


・薬は本当に必要なものを除いて、できるだけ少なく。
・高齢者は入院そのものがリスク。入院できたら安心、とは思わないほうがいい。
・歳をとったら体重が増えるのを気にする必要はない。
・介護サービスは、あなたのニーズのすべてをカバーしてくれるわけではない。それ以外の部分が重要なら、元気なうちから少しずつ仕込みを。
・お年寄りは支えられる存在、というのは過去のイメージ。ある程度動ける、時間の自由が利く。そんな高齢者の存在はこれからの地域にとって極めて重要。
・高齢者は年々元気になっている。体力的にはここ20年で10歳若返っている。80歳以上の高齢者、男性は6割が一般就労可能な体力を持っている。
・高齢者は若い人よりも業務能力が低いかというと、そうでもない。加齢に伴い獲得される高齢者ならではの「強み」もある。
・健康寿命を延ばしたいなら一人でフィットネスクラブよりみんなでボランティアのほうが効果的。

などなど。
もちろん、メインテーマは看取りだったので、ACPのお話もじっくりさせていただきました。

そろそろテレビのワイドショーなども、高齢者向けに内容を刷新したほうがよいですね。


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医療法人社団 悠翔会 理事長・診療部長
1998年筑波大学卒業後、三井記念病院に勤務。2003年東京大学大学院医学系研究科博士課程入学。東京大学医学部附属病院消化器内科、医療法人社団 哲仁会 井口病院 副院長、金町中央透析センター長等を経て、2006年MRCビルクリニックを設立。2008年東京大学大学院医学系研究科博士課程を中退、医療法人社団 悠翔会 理事長に就任し、24時間対応の在宅総合診療を展開している。