【新型コロナ】ファイザーとビオンテックのmRNAワクチン、第3相試験で「予防に90%以上有効」

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新型コロナウイルス感染症予防のワクチン開発に取り組んでいる大手製薬会社の米ファイザーとビオンテックは、現在進めている第3相の臨床試験の中間解析結果を公表し、被験者の90%以上に効果があったと発表した。両社は来週中にも、規制当局に対しこのワクチンの緊急使用申請を行う予定だ。

被験者43,000人あまり、発症は極めて少数

両者はいわゆるmRNAワクチンという、ウイルスそのものをワクチンとして使わずとも、ウイルス遺伝子の一部の情報を持つ物質だけを体内に入れ、安全に体の免疫反応を呼び起こす新しいワクチンを開発している。現在実用化前の最終段階である第3相の臨床試験が行われており、今回中間の暫定的な解析結果が公表された。

それによると、被験者43,538人の参加者が登録されたこの臨床試験では、2回目のワクチン投与の7日後に90%を超えるワクチン有効率を示したという。これはすなわち、最初の投与から28日後に免疫反応が起きるということを示している。ファイザーのブーラCEOは「今日は科学と人類にとって素晴らしい日だ」とコメントした。

この発表を受け、米大統領選の結果が事実上ほぼ固まったこともあいまって、ニューヨーク市場の各指数は急騰。ダウ平均は過去最高値を更新した。

なお日本政府は7月、このワクチンの臨床開発が成功し規制当局の承認が得られた場合、2021年上半期に1億2000万回分の納入を受ける契約を両社と交わしている。

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