西浦教授ら試算、解除前の生活に戻れば「7月中に都内で1日100人以上も」

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緊急事態宣言前の生活に戻れば、7月中に東京都内で再び大きな流行が起こる可能性があるー。厚生労働省のクラスター対策班で感染防止対策に取り組む北海道大の西浦博教授らの研究チームが、5月下旬までのデータをもとに試算したことが分かった。

5月下旬までの都内のデータで試算、飲食店での接触低減求める

今回試算したのは、感染症数理モデルを利用した流行データの分析を専門とし、厚生労働省のクラスター対策班で実際に対策に取り組んでいる北海道大学の西浦博教授らの研究チーム。5月下旬までの東京都内の感染状況のデータを基に今後を予測したところ、流行前のような生活を続けた場合、7月中に東京都内の感染者数が1日100人以上になる可能性があるとの試算が出たという。

試算では居酒屋や接待を伴う「飲食店」「医療機関」「福祉施設」等で人との接触を30〜50%減らせば、新規感染者数については低い水準を保てるともしている。ただ現実的には医療機関や福祉施設で接触を減らすことは厳しいともしており、飲食店を中心に接触低減の取り組みを強化するよう示唆している。

緊急事態宣言前に戻るという前提について、いまは現実性がないとして議論が出そうだが、西浦教授は「流行が終わったわけでは決してない。『3密』の環境など感染リスクが高い場所では注意を続けて欲しい」としている。

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