「急がば回れ」東京都医師会がGoToトラベル一時中止を提案

フィーチャー
スポンサーリンク

 東京都医師会の尾﨑治夫会長が20日、明日からの3連休を前に会見した。都民に対し外出自粛や感染対策を呼びかけると同時に、改めて政府や都に対し、GoToトラベル続行の見直しを訴えた。

「1日1000人になれば東京の医療は持たない」

 この日は定例会見ではなく、昨今の「第3波」の状況を受けての緊急会見となった。尾﨑会長はまず、感染拡大が今の1週間の増加比1.33倍のペースで続けば4週間後には1020名になるという試算を紹介し、1日1000人という数になると東京の医療は持たないだろう」と危機感をあらわにした。

その上で、都民へのお願いとして、感染拡大と医療崩壊を抑止するため、現在の主な感染経路となっている「家庭」「職場(の休憩室)」での一層の注意を呼びかけた。また具体的に、3連休には以下の5項目を守って欲しいと提案した。

**1:身近な人以外となるべく会わない
2:5人以上と会食はしない
3:会話時は必ずマスク
4:「3密」は絶対避ける
5:どんな場面でも手洗い励行**

さらに、70歳以上の高齢者を家族に持つか、接触する機会がある方は特に留意してほしいとした。

「感染の多い地域に限定してでも」「出発前の検査をパッケージに」

 そしてここ数日、医療関係者が再三訴えているGoToキャンペーン、特にトラベルの見直しに関して自身の見解を述べ、医師会としての新しい対策を提示した。

菅首相はじめ政府関係者は「第3波」とGoToキャンペーンとの因果関係を否定しているが、尾﨑会長は「GoToキャンペーンをきっかけとして人の移動が活発になった影響がないとは言えない」と述べ、やはり人の移動を制限することが必要として、GoToトラベルの一時停止を訴えた。全国的な停止とせずとも、例えば北海道などの感染拡大地に限定してでも停止すべきだと強調した。同時に近場に限定するマイクロツーリズム促進への転換も提案した。

 また、どうしても遠方への移動を止めないというならばという条件で、この場合、出発前にPCR検査または抗原検査をパッケージにして受けてもらうべきと提案した。

タイトルとURLをコピーしました