東大ら、ゲノム編集技術応用で新型コロナの迅速検査法開発 最短40分で検査結果

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東京大などの研究チームが先頃、国産のゲノム編集技術を応用して新型コロナウイルスの感染を調べる新たな迅速検査法を開発したと発表した。PCR検査と同程度の高い感度を持ち、かつ安価に検査できるとして実用化を急ぐ方針だ。

国産のゲノム編集技術「CRISPER-Cas3」を応用

この新しい検査法を開発したのは、東京大学医科学研究所先進動物ゲノム研究分野の吉見一人講師、真下知士教授ら。2019年に開発され、従来よりも安全性の高いとされる日本発のゲノム編集技術「CRISPR-Cas3」を活用して、検体中の微量なウイルスを正確に検出する手法(CONAN法)を開発したという。

この新しい検査法を、新型コロナウイルス感染症患者の検体を用いて検証したところ、最短40分で数十個(数十コピー)のウイルスRNAの有無を試験紙で検出することに成功した。具体的には陽性一致率は90%(9例 / 10例)、陰性一致率は95.3%(20/21例)となり、既存のPCR検査法とほぼ同等の検出感度、検出特異度であることを確認した。

この検査法は、一般的な試薬と試験紙、保温装置があれば実施できるため「安価で」「素早く」「誰でも」簡単に診断できるという。研究チームでは、今後、野外や医療現場、空港など様々な場所で使用できるよう、実用化を急ぐとしている。

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