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【ニュース】医療機関に「布マスク」配布される事例複数 首相会見と矛盾か

2020年4月8日

昨日より東京都、神奈川県など7地域に緊急事態宣言が発出され、感染拡大を防ぐため国民的運動が期待される中、これまで以上に政府の様々な支援策の行方が注目されている。しかし今、4月1日に安倍首相が会見で明言した「今週中に1,500万枚のサージカルマスクを配布する」と明言した支援策について、複数の医師が「届いたのは布マスクだ」と訴えていることが明らかになった。首相会見と矛盾するのか、さらなる報告や検証が求められる。

 

医師がテレビで「届いたのは布マスクのみ」と訴え

この事実を最初に訴えたのはインターパーク倉持呼吸器内科クリニックの倉持仁院長。4月7日夕方の民放テレビに出演し、実際に届けられたという布マスクを見せ「悪口は言うつもりはないが、こんなもので若い医師に新型コロナとたたかえと言うんです。総理には真剣に考えてほしい」と驚きの告発をした。

この様子を見た視聴者がSNSで拡散するとすぐに大きな反響があり、福岡の病院にも布マスク5枚のみしか届けられなかった、自分の職場(病院)にも布マスクしか届かなかったという話が上がった。ただ、ネットでも精力的に情報発信している高須クリニックの高須克弥院長は、7日朝にサージカルマスクを含む大量の紙マスクが届いたとしている。

なお感染者が訪れる可能性が高い医療機関には、ウイルス捕捉効果がある程度見込まれる不織布マスク、サージカルマスクが適しているとされ、ガーゼを重ねた布マスクは効果が不明のため、医療従事者が着用するのは不適とされている。そのため政府は再三にわたり、マスク不足を訴える医療機関にはサージカルマスクを優先配布すると表明してきている。

今後配布される可能性や単に誤配布の可能性も残っているが、4月1日の会見でも安倍首相は「全国の医療機関に対しては、先月中に1,500万枚のサージカルマスクを配布いたしました。さらに、来週には追加で1,500万枚を配布する予定です」と明言しており、このまま布マスクしか配布されないような事例が続発すれば、批判は避けられないとみられる。


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