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医師監修の「ポリ袋で作れる防護服」 市民が制作し1500枚以上寄付

2020年5月6日

兵庫県の会社が「ポリ袋で作れる防護服」の作成方法をインターネットで紹介したところ話題となり、会社の地元で市民が防護服を制作、医療機関へ寄付するなど草の根の支援が広がっている。

医師監修、15分で制作可能

作成方法を紹介したのは、医療介護従事者へケア技術を指導する講座などを事業展開するアイグレー合同会社。社員の経験と思いから、もともとは家庭内感染を防ぐための方法として、同社のブログで紹介した。会社の事業に監修で関わる医師に相談したところ、制作方法をアドバイスしてもらったという。この医師は米国人で、米国同時多発テロで炭疽菌テロが疑われた際、医療従事者向けに行われたシミュレーションで学んだものをベースに、家庭内にあるもので15分で作れる方法を考案した。

4月中旬に掲載したところ、医療関係者や学校関係者、企業、公的機関などから問い合わせが多くあり、同社では製作方法を改めてPDFにまとめダウンロードできるようにしたり、YouTubeに作成方法の動画を掲載、さらにZOOMでレクチャーを行ったりと広報、普及に努めた。

「医療機関に寄付したい」 2週間足らずで1500枚以上集まる

普及に努める中、宝塚市の雲雀丘学園から「防護服を作り医療機関に寄付したい」と連絡があり、同社の社員が作成方法を指導。学生など学園関係者が制作し、4月30日には1500枚が学園に集まり宝塚医師会に寄付されることになった。この際、学園側は校医を通じ医師会に問い合わせ、医療現場での使用に問題がないことを確認している。

またこの他にも、ブログなどを見て個人や企業から同様に自分で作成し寄付したいとの声が集まり、同社では連休明けの5月12日に日本看護協会に寄付することを決めた。現在、寄付に向け、兵庫県立尼崎小田高等学校の学生や大阪のギフトラッピング会社ヘッズの協力なども得て、多くの防護服を制作中だ。

同社では医療機関に寄付する場合、いくつかの留意点があるので同社事務局へ連絡してほしいとしている。

 

外部リンク:防護服作成方法(PDF)
外部リンク:アイグレー合同会社 事務局連絡先


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