孤独を解消し、社会の可能性を拡張する。
オリィ研究所は、孤独化の要因となる「移動」「対話」「役割」などの課題をテクノロジーで解決し、これからの時代の新たな「社会参加」を実現しようとしている。
東京・大手町で始まった分身ロボットカフェは、自宅や病院のベットの上から動けない障害者といわれる人々がロボットを操作し、カフェで接客する。
社会の中で役割や居場所を見つけるために、これまでは「外出」できることが条件だった。
しかし、彼らは分身ロボットという手段を使って見事に社会参加を実現した。
僕らを接客してくれたOriHime-Dのパイロットはマサ君。「マジっすか?」「ヤバいっすね」などのカジュアルな口語表現に長けていた。
無表情なロボットが今風の若者に見えた。